金型の設計・製作事例

射出成形メーカー様から自動車部品の金型の設計・製作に関しましてご依頼をいただきました。
ご依頼の金型には下記３つの課題が御座いました。
①焼入処理を実施したいが、お客様の近郊エリアに焼入処理を得意にしている型メーカーが少ない。
②入子点数･爪形状が多いため、部品間の隙間や段差の発生を防止する必要があり、設計製作の難度が高い。
③納入してから生産までの金型修正が長期になることによって、生産スケジュールに影響してしまう。

難度の高い設計・製作の実績が豊富にあり、既存の取引でアフターフォロー対応の実績を高く評価いただいていた当社を選定いただきました。

当社は本金型の①焼入処理②入子点数・爪形状が多い③金型調整能力の3つの課題に対して、下記の提案で課題解決し、お客様に大変ご評価いただきました。

①の課題に関しましては、創業以来焼入処理を施した金型の実績が多くある当社を選定いただきました。
②の課題に関しましては、入子点数1,000点以上の金型設計製作の実績をもとに0.01mm以下のクリアランスをあける事でバリが発生させずにガス抜きを可能にするクリアランスの確保や仕上げ工程での技術の高い擦り合わせ調整を実現しました。
③の課題に関しましては、経験豊富な設計体制により初期不良も少ないことに加え、修理・メンテナンスの専門エンジニアのアフターフォローにより、現地での修正工数・費用・納期の削減を実現いたしました。

当サイトを運営する三恵金型工業株式会社は、入子点数が多い等の難度の高い金型設計製作にノウハウを豊富に持っております。金型設計製作で困難な課題をお持ちの皆様、お気軽に当社にご相談ください。