金型の設計・製作事例
車載用クラスターパネル
業界 | 自動車 |
成形品種類 | 内装部品 |
成形機トン数 | 550t |
成形品材質 | PP+TDL20 |
成形品サイズ | 490mm×270mm×190mm |
金型材質 | PXA30(HRC30) |
既存の射出成形メーカー様から、自動車内装部品向けのプラスチック金型の設計・製作のご依頼をいただきました。
ご依頼の金型には下記2つの課題が御座いました。
①傾斜やスライドの多い内装部品は、各部品の合わせ工程が多く、組立時に浮きや隙間が出来る事できる事が多い。そのため、バリ・段差が発生する可能性が高く、設計製作難度が高い。
②お客様の近郊エリアに本金型サイズ(850mm×750mm×660mm)に対応できる金型メーカーが少ない。
難度の高い設計・製作の実績が豊富にあり、大型サイズの実績も多くある当社を選定いただきました。
当社は本金型の①傾斜・スライドが多い②対応可能サイズの2つの課題に対して、下記の提案で課題解決し、お客様に大変ご評価いただきました。
①の課題に関しまして、当社はより複雑な30箇所以上のアンダーカット処理(傾斜ブロック)を施した金型設計製作の実績を多く持っており、300tのダイスポットプレスがあるため、金型の合わせ加工に強みをもっております。そのため本案件のように難度の高い金型に対してもバリ・段差を発生させない金型製作を実現いたしました。
②の課題に関しましては、当社では最大15tのホイストを保有しており、型重量が11.5t、最大型サイズW2100mm×L1600mm×T1000の金型設計・製作の実績もあるため、大きいサイズの金型設計・製作が可能なため、当社を選定いただきました。
当サイトを運営する三恵金型工業株式会社は、傾斜や段差が多い等の難度の高い金型設計製作にノウハウを豊富に持っております。金型設計製作で困難な課題をお持ちの皆様、お気軽に当社にご相談ください。