金型の設計・製作事例

自動車電装部品のインサート金型

自動車電装部品のインサート金型
業界自動車
成形品種類電装部品
成形機トン数75t
成形品材質 PBT-GF15
成形品サイズ 100×50×45
金型材質 NAK80(HRC37~43)
金型サイズ(重量)400×300×280(200kg)
成形品仕様磨き
ゲート仕様トンネルゲート

自動車電装部品メーカー様より、インサート金型の製作実績が豊富な当社に対し、新型製作のご相談がありました。

一般にインサート金型は、成形時、熱膨張により部品がセットできない、カスが出る等の不具合が起きやすく、さらに収縮で寸法のズレも起きやすいという問題があります。加えて、可動側にインサート部品をセットするだけでは、成形中に部品が樹脂圧で押されて、位置がズレる恐れがあります。

これに対し、当サイトを運営する三恵金型工業は、調整しやすいよう、インサート部に関わる入れ子を可能な限り分割し、カスを除去しやすいように設計を行い、仕上げ精度も0.001mmで調整しました。また、スライドを追加してインサート部品締結面の位置を固定し、固定側から先押し構造などでインサート部品を強く挟むことにより、樹脂圧による位置ズレの問題を解消しました。

三恵金型工業株式会社は、難度の高い金型設計製作にノウハウを豊富に持っております。金型設計製作で困難な課題をお持ちの皆様、お気軽に当社にご相談ください。

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