金型の設計・製作事例

射出成形メーカー様から、大型の水回り部品の設計・製作に関しましてご依頼をいただきました。
ご依頼の金型には３つの課題が御座いました。
①旧モデルが時間が経っており、2D図面のみの支給だったため、3Dデータを製作してほしい。
②構造状の問題でゲートが一箇所しか設置ができなく、樹脂の流れが悪くなることでショートショットが発生することが懸念されておりました。
③大型のため、重力と樹脂圧で入子倒れが発生しやすい。

難度の高い修正実績や、大型のサイズの金型にも多く実績がある点を高く評価いただき、当社を選定いただきました。

当社はお客様の①３Dデータ製作②ショートショット発生③大型による入子倒れの課題に対して下記の提案で課題解決し、お客様に大変ご評価いただきました。
①の課題に関しましては、3Dモデリング担当者がいますので、図面さえあればどんな形状でも作成可能です。
②の課題に関しましては、ゲート付近の製品形状を変化させて、樹脂の流れを良くすることでショートショットを防止いたしました。
③の課題に関しましては、精密なガイドやインローを設計・製作することで倒れをなくし、偏肉の発生を防止しました。

当サイトを運営する三恵金型工業株式会社は、難度の高い金型設計製作にノウハウを豊富に持っております。金型設計製作で困難な課題をお持ちの皆様、お気軽に当社にご相談ください。