よくある質問
Q 製品部にガスが溜まり、ショートショットになってしまいます。何か良い対策はありますか?
A ガスが溜まる部分にガス抜き入子を追加し、枠外へガスを逃がす方法が御座います。
当社では他社製の金型の改造も承っておりますので、お気軽にご相談下さい。
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Q 5年以上生産している金型で、冷却時間が延びてしまっているのですが、考えられる原因はありますか?
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A 冷却回路が腐食することで、冷却水の通りが悪くなっている可能性が御座います。
冷却回路の不純物の除去や腐食した冷却部品の交換を実施し、冷却水の通りを良くすることでサイクルタイム短縮化が期待できます。
長期間稼動している金型が多くあると思います。
冷却時間が延びてしまっている金型が御座いましたら、是非ご相談下さい。
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Q 多段式射出成型金型は、どのような成形材料が使用できますか?
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A 現在成形実績がある材料は、『POM』『PP』『ナイロン』です。
その他は成形実績が御座いませんが、ホットランナーが採用できる材料であれば、大丈夫だと思います。
弊社に試作用の金型が御座いますので、材料を支給頂ければ、成形できるかテストすることも可能です。
2点注意点が御座います。
1、ホットランナーにバルブを設置している為、フィラー入りの材料だとバルブが磨耗し、樹脂漏れを起こす恐れが御座います。
2、通常のホットランナーも同様ですが、ホットランナー内に樹脂を保有する為、樹脂内に黒点が発生することが御座います。
ですので、透明品や外観品等、黒点の発生が許されない製品には推奨できません。
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Q 金型温度を200~300℃で維持するようにしたいのですが、どのような対策が必要ですか?
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A 保温するための機構をつける必要があります。
成形機側に熱が逃げないように断熱版を入れる、金型内部にカートリッジヒーターを入れるなどで、保温することができます。
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Q ゲート径を変えたいのですが、ゲートブッシュの交換はできますか?
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A はい、可能です。
当社にも、圧力を高くするためゲート径を大きくしたり、ゲート痕が目立たないようにするためにゲート径を小さくするご依頼を頂いたことがあります。
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Q 大きな入子にクラックが入ってしまいました。なるべく費用を抑えた修理は可能ですか?
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A 大きな入子を再製作すると修理費用が高くなる傾向にありますので、入子を分割し、一部を再製作にて復元する方法が御座います。
最適な修理方法を検討致しますのでお気軽に相談ください。
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