よくある質問

Q 射出成形における成形不良には、どんなものがありますか?

  • A 最も多いのは、バリです。

    その他、ショートショットやガス焼け、黒点、ボイド、白化、シルバーストリークなどがあります。

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      • Q 多段式射出成型金型は、どのような成形材料が使用できますか?

      • A 現在成形実績がある材料は、『POM』『PP』『ナイロン』です。

        その他は成形実績が御座いませんが、ホットランナーが採用できる材料であれば、大丈夫だと思います。

        弊社に試作用の金型が御座いますので、材料を支給頂ければ、成形できるかテストすることも可能です。

        2点注意点が御座います。

        1、ホットランナーにバルブを設置している為、フィラー入りの材料だとバルブが磨耗し、樹脂漏れを起こす恐れが御座います。

        2、通常のホットランナーも同様ですが、ホットランナー内に樹脂を保有する為、樹脂内に黒点が発生することが御座います。

        ですので、透明品や外観品等、黒点の発生が許されない製品には推奨できません。

      • Q 金型温度を200~300℃で維持するようにしたいのですが、どのような対策が必要ですか?

      • A 保温するための機構をつける必要があります。

        成形機側に熱が逃げないように断熱版を入れる、金型内部にカートリッジヒーターを入れるなどで、保温することができます。

      • Q 製品部にガスが溜まり、ショートショットになってしまいます。何か良い対策はありますか?

      • A ガスが溜まる部分にガス抜き入子を追加し、枠外へガスを逃がす方法が御座います。

        当社では他社製の金型の改造も承っておりますので、お気軽にご相談下さい。

      • Q 成形トライは可能ですか?

      • A はい、もちろん対応可能です。

        弊社近郊のトライセンターにてトライを行うことができます。成形機サイズは50t~650tまで取り揃えております。

      • Q キャビとられの原因と対策について教えてください。

      • A キャビの抜き勾配の設定が不十分な可能性が御座います。

        抜き勾配を変更できない場合、コアにアンダーカットを設置する方法も御座います。