プラスチック金型の
修理・メンテナンス事例

ハンガー掛け用金型(移管金型)のバリ修理

金型トラブル型破損・摩耗 図面無し 移管金型 寸法違い PLの隙間
成形品トラブルバリ
業界建材

Before

ハンガー掛け用金型(移管金型)のバリ修理

建材メーカーのお客様より、成形品にバリが発生しているとの事で修理のご相談をいただきました。

当該金型は、移管された金型で、他社での設計・製作を行っていることから、図面もない状態で大変お困りでした。また、ヒアリングしたところ、普段、隙間が生まれてしまった箇所に、都度シムを入れ込んで応急処置的な調整をしていたとのことでした。

After

ハンガー掛け用金型(移管金型)のバリ修理

そこで「プラスチック金型 修理・メンテナンスナビ」が金型を分解し原因調査をしたところ、型平面が保たれておらずPL(パーティングライン)に隙間が生じており、さらにシム調整による偏負荷によって金型摩耗も発生しておりました。また、金型部材が焼入れされていない、穴位置がずれているなど、そもそも型製作段階における問題も少なくなく、上記不具合の根本的な要因となっていました。

これらの対策として、肉盛り溶接によってPLの隙間を0.01mm以下に調整することでバリの発生を抑制。また窒化処理を行うことで金型の耐摩耗性を向上させ、金型寿命を延ばしました。

当サイトを運営する三恵金型工業株式会社は、金型修理の実績や成形不良対策のノウハウを豊富に持っているため、本事例のように、型設計・製作段階における問題を見抜き、改善するための様々な提案が可能です。

金型トラブル・成形トラブルにお困りの際は、お気軽にご相談ください。

>>よくある質問
>>当社の「プラスチック金型の修理・メンテナンス」
>>当社の「プラスチック金型の改造・修正」
>>ご相談・お問合せはこちら