技術コラム
海外製プラスチック金型の修理・メンテナンス
海外製プラスチック金型においてよくあるトラブル
最近、成形メーカー様より、海外の金型メーカーが製作した金型についてご相談を頂くことが多くなってきました。
具体的には、以下のようなご相談を頂きます。
- トライ時に図面との寸法差異が判明して、急ぎで修理が必要になった・・・
- 図面が手元に無いので、修理や改造を依頼しても断られてしまう・・・
- 商社経由で金型を調達したが、国内で清掃・メンテナンスしてもらえるところが無く困っている・・・
- 生産拠点を海外から国内に移管するにあたって、改造を行いたい・・・
当社の海外製プラスチック金型の修理・メンテナンス
当サイト「プラスチック金型 修理・メンテナンスナビ」を運営する三恵金型工業は、富山県のプラスチック金型メーカーで、金型設計・製作はもちろん、洗浄・メンテナンス・修理・改造も行っております。
延べ10,000型の金型製作実績や年間360型以上の修理メンテ実績を元に、海外の金型メーカーが製作した金型に関する修理・メンテナンス・改造のご相談も承っております。
設計者8名、及び修理・メンテナンス専任の担当者8名が常駐しておりますので、特急対応も可能です。さらに、図面が無い場合の改造やリバースエンジニアリング、そして入れ子の製作・現合わせについても当社が得意とする分野です。
>>プラスチック金型の洗浄・クリーニング
>>プラスチック金型の修理・メンテナンス
>>プラスチック金型の改造・修正
>>プラスチック金型の設計・製作
海外製プラスチック金型の修理・メンテナンス事例
三恵金型工業が過去に対応した金型修理・メンテナンスの事例をご紹介します。
サッシ向け金型(海外製)のバリ修理
建材メーカーのお客様より、「成形品にバリが発生している」とのことで修理のご相談がありました。
約20年前に製作された金型で2Dの図面しかなく、しかも実寸法と異なる箇所が多い状況で、お客様は大変お困りでした。
コーナーカバー用金型(海外製)のバリ修理
成形したコーナーカバーにバリが発生しているとのことで、「金型の修理をお願いしたい」というご相談がありました。
当該金型は、海外の金型メーカーが設計・製作しており、金型本体と図面の寸法に一部差異があるとのことで大変お困りでした。
サッシ向け金型(海外製)のかじり・ショートショット修理
お客様より、ショートショットやカジリが発生しているとのことで、修理のご依頼がありました。
当該金型は海外で製作されたもので、図面はありましたが実寸法と異なる箇所が多くあったため、修理をどこに依頼しても断られてしまうということで、大変お困りでした。
クリアケース向け金型の超音波洗浄
「中国の金型メーカーに依頼して製作したクリアケース金型のクリーニングをお願いしたい」というご相談を頂きました。
ご相談いただいた成形メーカー様の社内では、成形機に取り付けたまま洗浄をしているようですが、ネジ摺動部まで洗浄することは難しいため、当社にご依頼いただきました。
海外製プラスチック金型の修理メンテに関するご相談はこちら
海外製プラスチック金型の修理・メンテナンス・改造、もしくは更新をご検討の際は、三恵金型工業にお気軽にご相談ください。