プラスチック金型の
修理・メンテナンス事例
クリアケース向け金型の超音波洗浄
金型トラブル | メンテナンス工数 クリーニング 海外製作 |
成形トラブル | ボイド、焼け、ハクリ |
業界 | その他 |
Before
「中国の金型メーカーに依頼して製作したクリアケース金型のクリーニングをお願いしたい」というご相談を頂きました。当該金型は、やや特殊ですが、透明なナイロン樹脂(PA12)の成形品向けの金型で、月10,000ショットのペースで使用していました。
3カ所のネジ部は、ネジゲージの通止め検査で管理されており、その寸法に入るように成形条件を設定しているものの、ボイドNGのため高圧で成形することから、モーターで処理をしているネジ部が多少ハクリしてしまいます。ハクリを抑えるためにネジ部に少量の離型剤を塗布しているものの、その離型剤がネジ摺動部に詰まることでネジ先端でガスが発生し、焼け(ガス焼け)が発生してしまいます。
成形メーカーは、成形機に取り付けた状態のまま洗浄をしているようですが、ネジ摺動部まで洗浄することは難しいため、当社に依頼したという経緯になります。
After
そこで「プラスチック金型 修理・メンテナンスナビ」では、金型専用超音波洗浄機を用いてクリーニングを行いました。
今回使用した超音波洗浄機は、プラスチック金型の洗浄・クリーニングを効率的に行えるよう自社開発した洗浄機になります。プラスチック金型に特化した洗浄機なので、金型洗浄・清掃のご依頼を低コストで請け負うことが可能です。
当サイトを運営する三恵金型工業株式会社は、洗浄・クリーニング・オーバーホールを含むプラスチック金型の修理・メンテナンスを、年間360型以上お受けしております。そのため、金型を長寿命化させるポイントやメンテナンス工数を低減するポイントを熟知しております。
「自社のキャパが無いので洗浄・メンテをお願いしたい」「海外で製作した金型をメンテできる国内の金型メーカーを探している」といったお困りごとがありましたら、お気軽にご相談ください。