用語集

リバースエンジニアリング

リバースエンジニアリング(英語:reverse engineering)とは、プラスチック金型(特に製作したのが数十年間のような古い型)の図面・データが残っていない場合に、現物を分解して採寸、図面・データを作成したうえで金型を製作し直す(再生する)ことです。

リバースエンジニアリングのポイントは、ただ元通りの金型を製作するだけではなく、長寿命化や機能性・メンテナンス性の向上を図る点です。もちろん、以前の金型と同等以上の品質を保つことも重要です。

「プラスチック金型 修理・メンテナンスナビ」は、プラスチック金型の修理・メンテナンスだけでなく、リバースエンジニアリングの実績も多数ございます。
カジリやシボの修理、洗浄クリーニングはもちろん、海外製金型の改造・修正や、ホットランナーの金型・移管金型・焼入れ金型の修理・メンテナンスにも対応可能です。

図面を持っていないために金型の修理・補修を断られてしまいお困りの方は、お気軽にご相談ください。
日本全国、ご依頼を承っております。

この記事の執筆者

  • この記事の執筆者
  • 野中啓志(設計課)

    私は兵庫の出身ですが、石川県で新婚生活を始めることになりグループ会社が石川にある、三恵金型工業への就職を決めました。設計に興味はありましたが、未経験。それでも採用し、ゼロから教えてくださった先輩方には感謝しています。設計は実際にやらなければ身につかないので、仕様書に基づく設計は入社直後からやっていました。現在は設計課に籍をおきながら、「多段式射出成形金型」の試作型製作にも関わっています。社運がかかった開発なので、自然と気合が入ります。