用語集
シルバーストリーク
シルバーストリーク(英語:silver streak)とは、溶融樹脂中に発生したガスが、銀白色の筋(銀条)になって成形品表面に析出する成形不良です。外装品・意匠品の場合は、外観品質不良になってしまいます。
シルバーストリークの原因は、
・樹脂の乾燥不足
・成形機のシリンダーにおける滞留
・シリンダーや金型内部におけるエア巻き込み
といったものが挙げられます。
シルバーストリークへの対策について説明します。
成形材料が充分に乾燥されていないと、加熱により水蒸気が発生するため、温度・乾燥時間など予備乾燥条件を確認して適切に乾燥することが重要です。また、樹脂には適切な成形温度があり、シリンダーの内部温度が高すぎると、加熱分解により蒸気が発生したり、残留樹脂が炭化してしまうことがあります。そのため、シリンダー内を適切な温度に下げる必要があります。そして、スクリューの回転速度が速い、金型にガス逃がしが適切に設けられていない場合は、エアを巻き込みやすくなるため、スクリューの回転速度を落とす、ガス逃がし(ガス抜き)を設けるといった対策が有効です。
これらのほか、スプルー・ランナー・ゲートを大きくする、成形品の肉厚を均一にするなどにより解決するケースもあります。
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